自分の身の丈に合った借り入れとは何か

消費者金融や銀行カードローンなどでお金を借りる際、よく目にするのが「ご利用は計画的に」という類のフレーズです。それはつまり、「お金を借りる時には自分の身の丈に合った金額だけ借りましょう。無理をして借り過ぎると、金融事故を起こしてしまう危険があるので気を付けましょう」という意味です。
それは至極もっともな意見です。たとえ簡単に借りられるお金であったとしても、返すのは大変なのです。それが借金というものです。その借金の本質を理解するなら、無謀な借り入れなどは決してできません。しかし人間とは弱い生き物であり、頭では分かっていても、行動が伴わないことが往々にしてあるのです。だからこそ、自分の身の丈に合った借り入れを常に心掛ける必要があるのです。
しかし「自分の身の丈に合った借り入れ」とは、一体どういうものなのでしょうか。自分の返済能力に応じた借り入れのことでしょうか。それも確かに正解です。返済能力を超えて借りてしまえば、確かに大変なことになってしまいます。しかし、それだけでは不十分です。他にも幾つかのポイントがあるのです。
たとえば、自分や家族の健康状態です。もしも自分に持病などがあれば、将来的に健康のリスクを抱えていることになります。そしてそのリスクは、返済能力にも大きく影響してしまう可能性があることでしょう。ですから自分や家族の健康リスクを考慮することも、身の丈に合った借り入れにおいては重要です。
また、自分や家族のライフ・ステージも重要ポイントです。たとえば長男や末っ子の高校や大学の入学、卒業、それに就職や結婚など、それぞれのステージにおいては大きな出費が予想されます。ですから身の丈に合った借り入れをするなら、これから先どんなライフ・ステージを迎えてゆくのかは必ず考えておかなければなりません。
それ以外にも住宅ローンやマイカーローン、また、子供の教育ローンや各種保険金の支払いなども考慮しておくことを忘れてはなりません。とにかく「自分の身の丈」というのは、実に様々な要素から成立しているのもなのです。